組曲虐殺

こまつ座＆ホリプロ「組曲虐殺」を観てきました。
再々演。蟹工船を書いた小林多喜二（井上芳雄）が特高警察による虐殺されるまでの
お話。
小林を守る同志（神野美鈴）と家族（姉：高畑淳子、婚約者：上白石萌音）たち。そ
こに必ず小林を逮捕するために特高警察（山本龍二、土屋佑壱）が現れる。
理不尽な拘束。虐殺。残虐な舞台だけど、特高警察を滑稽キャラに扱い、残虐さが薄
れ。なんといっても最後の楽曲「カタカタ回る胸の映写機」のフレーズが耳に残り、
なんとも悲しさ増す舞台。
カーテンコール３回。このシチュエーションが理解できる年齢高め観客たち。若い人
には、この物語が理解できるかな？
10/14 組曲虐殺 こまつ座＆ホリプロ 天王洲銀河劇場 12:31-15:56（15分休憩有） ３階Ｂ列 7,000円