ペリクリーズ

演劇集団円「ペリクリーズ」 を観てきました。
シェイクスピア作。安西徹雄​訳。中屋敷法仁演出。
あまり上演されないペリクリーズ。円の初演は安西徹雄​訳で1976年だそう。今回も安西
徹雄​訳。役者たちの衣装はブルーに統一。身体を使った演技多し。詩人ガワー（藤田宗
久）が舞台の案内役。無料でもらえるプログラム（なぜか超でかい）のあらすじは終わ
ってから読むのがお勧め。この舞台はあらすじを見ないで観たほうが感激深し。注目役
者は、マリーナ乳母と女郎屋の女将役の杉浦慶子さん。演技が光っています。
カーテンコール２回。物販不明。コロナ対策は手指消毒と体温測定。ただ、開演前にト
イレに行くとごみ箱代わりに設置されたビニール袋に使用後のペーパータオル捨てられ
たままで、袋がパンパンに膨らんでいる異様な光景。おそらくマチネの客のペーパータ
オルが片づけられずのそのままの状態。コロナ対策でマスク着用を観客にアナウンスで
云々言う前に、劇場側なのか劇団側なのか知らないけど、そういったところは、こまめ
に片づけたほうが気持ちいいよね。舞台は最高だっただけにそこだけ残念。そもそも、
ペーパータオル置く必要ある？
2023/3/4 ペリクリーズ 演劇集団円 シアターΧ 19:03-21:29（15分休憩有）Ｂ列（最前列） 5,000円（夜割り）